月に癒される ちるあうと
何か厭なことがあったとき、仕事に行き詰ったとき、物思いにふけりたいときに、私はよく月を眺めています。
ただただ月を眺めるときもあれば、音楽を聴きながら、自販機で買ったコーヒーを持ちながら、あるいは散歩をしながら眺めているときもあります。
月が何か「答え」を教えてくれることはありません。
ただ、月はそのようにぼんやりと眺めている私たちのことを否定することもなく、そっと見守っていてくれます。
そして、ぼんやりとしているだけでも、雲が動いたり、風がふいたりするなど、自分から無理に動かなくても世界が変わっていくことを教えてくれます。